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冬の京野菜のおはなし (九条ネギ編)

お知らせ2015年12月04日

朝晩がぐっと冷え込み、風も冷たくなってきましたね。

京野菜はこれからの冬、おいしさが増してきます!
底冷えの京都では、厳しい寒さで凍ることのないように、水分を吸収することを抑え、
糖分を身に蓄えます。
すると野菜のうまみや甘みがぎゅっと凝縮されて、味わいが深まります。

また、栄養価が増し、体を温める作用も高いので、寒い冬を乗り越えるための食材として、
人々の生活に昔から重宝していたようです。

また、京都では社寺等の年中行事に結びつきのある野菜が多くあります。
栄養価の高い旬の野菜を、季節の行事に取り入れ、
またそれを食べることによって健康になり、
自然の恵みに感謝をする文化が受け継がれているのです。

今回はこれから旬を迎える、九条ネギのご紹介をします!

紀元前より中国で栽培されていた原種が朝鮮半島を経て渡来し、
浪速(大阪)から平安建都以前の和銅四年(711年)、
稲荷神社が建立されたときに京都で栽培が始まったという説があります。
古くから品種改良が施され、
京都市南区の九条辺りで栽培されていたのでこの名前がついたと言われております。

葉の内部のぬめりが、ネギ本来の甘味と軟らかさの秘密で、
これから寒さが厳しくなり始めた頃、霜が何度か降りるとこのぬめりが多くなり、
甘味が強くなるようです。
緑の葉にはビタミンA ・ビタミンB1・ ビタミンC・ カロチンを多く含み、
白い部分には硫化アリルという物質がありピリッとした刺激臭があります。

硫化アリルのひとつアリシンが消化液の分泌を促進し、消化、吸収を促します
また刺激成分の一つ硫化アリルには血行を促進する働きがあります。
殺菌作用と持ち、昔より民間療法として
疲労回復・解熱・咳や痰を鎮める等に多く用いられてきました。

全体的にハリがあり、葉の色が鮮やかで、
根本は白さがはっきりとしているものが美味しいそうです。
保存の際は濡れた新聞紙などに包んで冷蔵庫に入れましょう。

冬の味覚の九条ネギを食べて、
おいしく、健康になりましょう♪

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